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<金魚は食事中に水を飲んでいるか?> [ショートコラム]

水の中でパクパクと呼吸し、餌も水中で食べるのだから、さぞかし魚の体内には水分が入っていることだろう!
なんて思っても、実際、釣り上げた魚の体内から水があふれてくることは無い。
ちゃんと水と餌を分けて飲み込んでいるのである。
ではどうやって?

餌は口の中に入ると、一度、鰓杷に貯められる。ここは鰓の内側にあり、水と一緒に吸い込んだ餌を水と分ける役目をする。料理で使う「ふるい」みたいなものだ。
そして、鰓から水が出ると・・・ゴックンとなるわけだ。

普段の呼吸でも、口から入った水が鰓から出ると、口腔内は一瞬、真空状態となる。だから口をあけたら次の水が入ってくるわけ。鰓をパフッと閉める瞬間、口も閉じているんだから当たり前よね。
この間に食べ物を飲み込めば、水は体内に入らない。私たちが、食べ物を飲み込む時、空気をあまり飲まないようにしているのと同じである。


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